厚生労働省

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平成9年3月24日

21世紀の栄養・食生活のあり方検討会報告書について


厚生省では、豊かで活力のある社会の実現を目的として、栄養・運動・休養のバランスのとれた健康的な生活習慣の確立を図る観点から、昭和63年度より第2次国民健康づくり対策を推進してきた。
そのうち栄養にかかわる施策としては、各種の事業推進、啓発普及、基盤整備を3つの柱として取り組んできた。
現在、高齢化・少子化がますます進み、個々人のライフスタイルが一層多様化し、食品の多様化、国際化、健康に関する情報の氾濫が進む中にあっては、いかに適切な情報を得て、適切な食品選択を行うかが食生活上の重要な問題となってきている。
このような状況から、健康に対する国民の意識の高まりにこたえるべく、国民の生活の質(QOL)、健康の向上をめざした施策を新たに展開することが急務となり、来るべき21世紀に向けて、より幅広い見地から、栄養・食生活に関するあり方について検討を行うため、平成9年1月より検討会を開催し、この度報告書をとりまとめた。その概要は以下のとおり。

I.検討会の経緯

保健医療局長の私的検討会として、平成9年1月から3月まで、 計3回開催。

II.報告書の概要

「私たちはなぜ食べるのか」−今、改めて、「食べることが健康の基本である」という原点に立ち返り、21世紀に向けて、新たな視点から栄養・食生活のあり方を考える時がきている。
「食べる」ことが、家庭、学校、地域社会、環境との関わりの中で、繰り返し行われる営みであるからこそ、生涯を通じた健康づくりの観点から、健康・栄養教育の充実強化、食環境を整備する必要があり、具体的な目標設定、多様化する個々人のライフスタイルに対応した支援体制の充実、さらに、栄養・食生活に関する各種関係機関との連携や基盤整備を図ることが必要である。
このような基本的考え方に基づいて、21世紀の新たな健康づくりに向けた栄養・食生活のあり方についての提言の内容は以下のとおり。

 1.栄養・食生活の目標設定

ア. 日本版ヘルシーピープル(国民のQOL向上のための目標)の策定
イ.国民栄養調査の充実強化
ウ.栄養・食生活モニタリングシステムの確立
エ.栄養所要量等基礎的研究の充実
 2.多様なニーズに対応した支援体制の確立
ア.食環境の整備
イ.情報の整備
ウ.健康・栄養教育等に関わる人材の育成、配置
エ. 個人に対応した行動変容支援プログラムの開発
 3.栄養政策の連携の充実強化
ア.保健・医療・福祉の幅広い連携
イ.関係省庁等の連携
ウ.行政と研究機関との連携
エ.行政とマスコミ、食品産業との連携
オ.国際化に対応した連携

 問い合わせ先 厚生省保健医療局健康増進栄養課
    担 当 大谷(内2333)、河原(内2334)、井上(内2336)

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